今回は、車のサビ特集です。
車の錆びる原因はいろいろありますが、特に多いのが酸性雨、海水、海風、融雪剤などが上げられ、そのようなサビからくる車の故障やトラブルも多く発生しておりますので少し紹介しましょう。
こちらは車の一番重要な四角い筒状のフレーム部分(人で例えると骨部分)がサビにより内部が見えてしまっています。
こうなると本来必要な強度が得られなくなり、最悪の場合は折れてしまいます。
次はボディのフロア部分です。こちらもサビにより車両内部のフロアカーペットが丸見えになっており、内部に水が浸入してしまう原因になります。
次は、エンジン部分の冷却水のパイプとエンジン本体がサビによりボロボロになってきている状態です。
冷却水のパイプに関しては、このまま進行していくと冷却水の漏れが発生し、最悪の場合エンジンがオーバーヒートする恐れもあります。
次は、マフラー本体およびマフラーパイプと路面からの衝撃を吸収するショックアブソーバになります。
マフラーに関しては、排気漏れしており排気音量も高くなってしまいます。
最後はオートマチックトランスミッションのオイルパイプになります。ご覧の通り、サビによりパイプ内部のオイルが外に出てきました。
もちろん、オートマチックオイルの量も減っており変速時に異音が出ていましたが、早期の発見ということもありオートマチックトランスミッション本体は無事でした。
さて、今回のサビ特集いかがでしたか?
サビは避けられないものですが、予防することはできます。予防することで長く快適にお車をお乗りいただけるかと思います。
では、そのどうすれば予防できるかについては次回またご紹介します。(車検部千葉)