2010年 Juneの記事一覧
他人事ではない!万が一の事故の時は・・
Thursday, June 24th, 2010ドライバーなら誰しもが、他人事でない・・交通事故!
いくら自分が注意していても、不意に襲ってくる場合もあります。
このブログの読者で、過去に交通事故を経験している方!
その時現場でどうでしたか?冷静で居られましたか?
頭が真っ白になったり、パニックになりませんでしたか?
(事故の度合いによりますが)普通は焦ります。
焦る原因・・それは、交通事故が非日常的な光景だからです。
人間は、普段直面しない場面に出会うと、頭が真っ白になって
パニックになります。
だからその時、何をどのようにしたらよいのか?・・
わからなくなってしまうのです。
人間ならそれが普通なので、別に気にすることはないのですが、
ただ、1つ覚えておいて欲しいのは、
事故にあったら、一番最初にどこにTELをするか?・・
それだけは、きっちり把握しておき、頭にインプットしておくべきです。
でも頭にインプットしても、パニックになると忘れてしまうので
確実なのは、事故後の連絡(行動)手順を紙に書いてダッシュボードに入れておくことです。
これならパニックになっていても、見るだけで行動できる手順書があるわけですから、
ほんと、万が一の時に助かると思います。
(その紙の存在を忘れてしまうほど、パニックになった場合はどうしようもありませんが・・苦笑)
多くの方は、一般的に事故が起きた場合、任意保険会社に電話するパターンが多いですが、
その任意保険会社の電話番号すらわからないのでは、どうしようもありませんので
せめて、任意保険会社の電話番号だけは、紙に書いておくなり
携帯電話の電話帳に登録しておきましょう。
おさらいです。事故やトラブルが起きた際は・・
①まず、自分のお車に付帯している任意保険会社に連絡し
②ロードサービス(レッカーサービス)が付帯してあるか確認し、
(付帯されている場合は、センターが全て対応してくれます。)
③ロードサービスが付帯されていない場合は、当社、レッカーTELにどうそ!
即座に親切・丁寧なスタッフが対応致します。
実は、ファーストは知る人ぞ知る?
24時間レッカーサービス会社なのです。
担当が交替で24時間待機しているのですよ!
(知らなかったでしょ?)
そういう体制もあって、レッカー移動の依頼はたくさんあります。
そんなレッカー移動の現場から、今回のブログに情報をご提供します!
では、どうぞ!・・
レッカー部より~
今回、積載車(一台積)のワイヤーを交換しました。
このワイヤーは、お客様の大事なお車を固定する命綱です。
お母さんと赤ちゃんを繋ぐへその緒といっしょです。
(例えが合ってるかなぁ?・・笑)
このワイヤーは、年に一度の頻度での交換サイクルにしています。
(あくまでも使用状況などによりますがね)
実はワイヤーは、こんなに強そうに見えて、伸びたり切れたりする物なんですよ!
●えっ?ではなぜ今回交換したかって?・・
今回はキンクと呼ばれるワイヤに極度の折れができた為です。
そこからワイヤが、ブチッと切れるんです。(お~怖っ)
●そんでもって、トラックにワイヤーが必要な訳は?
積んだお車をトラックと固定し、走行中に積んであるお車を
ふり落とさない様に、固定式ワイヤーがセットされているのです。
まあ、聞けば「当たり前」・・と感じるかもしれませんが
当たり前のことを、当たり前に実行する!
それも事故に繋がる要因がある場合は特に!・・です。
だって事故車を運ぶレッカー車が、事故の元を作ったら、シャレにならないじゃないですか!(笑)
エアコン3ステップ物語
Thursday, June 17th, 2010ついに梅雨入りしましたね~
ジメジメ・・とした嫌な季節の到来です。
梅雨といえば、「カビ」・・が繁殖する季節です。
カビといえば、「臭い!汚い!気持ち悪い!」と
見事「3K要素」を持った嫌われ者。
その3Kが、あなたの車にも潜んでいる・・そんな怖~~いお話です。
(決して一人では読まないで下さい・・笑)
実は先日の暑い日に
「エアコンの冷えが以前より悪くなったのよ~」というお客様がご来店されました。(感謝!)
車種はH20年式のスズキパレットで、約23,000km走行した車でした。
このお車を事例に、「エアコン3ステップ物語」のお話をします。
早速、この車をチェックしました。
(専用機材がある、当社ならではのチェック法です)
■ステップ1(ガス量チェック)
冷えが悪い原因として、エアコンガスの不足が考えられるため、ガス量をチェックします。
チェックの方法は、専用のエアコンガス圧力計を接続してガス量を測ります。
■ステップ2(システムをチェック)
次に、機械自体の動作不良が考えられますので、機械システムをチェックします。
チェックの方法は、自動車故障診断機を使い、作動状況を点検します。
今回の場合は、その他・・色々点検しましたが問題なし!
ただ、少しだけ吹き出し出口からの風に勢いがない感じが・・・?
(これじゃ~真夏の暑さには勝てません)
もしや??・・と思い、ある秘密の場所を点検!
そして・・原因発覚。その秘密の場所とは・・エアコンフィルターです。
ここで、あなたは こう思っていませんか?
え~~~~~~~~~~っ
カー・エアコンにもフィルターがあったの??・・と。
家庭用エアコンならフィルターあるけどね。・・と。
実はカー・エアコンにもフィルターがあることは、意外と知られていないのです。
ちなみにドライバー暦30年の方でも
そんなの知らんかったわ・・という知名度の低さです。
現物を見てください。右が装着されていたフィルター、左が新品のフィルター
わずか約23,000kmで この色の違い。同じものとは思えません!
先ほどビックリして頂きました?が、家庭用エアコン同様に
車の場合も車内外からエアコン内部に空気を取り入れる時、
このフィルターでチリやホコリ、時には虫などをキャッチし、
きれいな空気だけを取り入れています。
(フィルターさんに感謝です。)
実はこのフィルターは10,000km~20,000km、または1年~2年毎の定期交換部品となっていて
今回の原因は、このフィルターの目詰まりが風量不足になり、エアコンの冷え不足に繋がっていたようです。
ちなみに白い部分は、光を通しているところで
この部分は風が通り抜けますが、
それ以外の汚れで目詰まりしているところは、風は通りません。
■ステップ3(フィルター交換)
そうとわかれば、早速交換しましょう!
スズキパレットはダッシュボックスの裏側にフィルターがついております。
指で示してる白いものがフィルターなので
付着した汚れを落とさないように、やさし~く、やさし~く引っ張り出します。
そして新品フィルターと交換します!
で・・・、今回使用する新品フィルターは、スゴイんです。
何がスゴイかと申しますと、
な、な、なんと・・なんと・・(←オーバーやろ・・)
抗菌&消臭のダブル効果があるんです。
当社は当然、この「ゼオライト・ダブルプラス」を使用。
もちろん、弊社で常時在庫していますのでいつでもどうぞ。
話がちょっと反れましたが(汗)
では、「ゼオライト・ダブルプラス」を取り付けてみま~す。
これで、交換完了!
さあ、早速エアコンを始動!
ん~快感!めっちゃ涼しいし、臭くな~い!むしろエエ匂い!
とまあ、こんな感じで新品フィルターは、風も「どんだけ~・・」ってくらい勢い良いし
冷えも抜群!これで家族とも、ペットとも極楽気分でドライブできます。
特に梅雨の季節は、雨が降ると車内が曇るため
エアコンは必需品です。その時、3K=「臭い!汚い!気持ち悪い!」では
同乗者が可愛そうですから、交換しましょう!
(臭くても意外と文句を言えないものです・・笑)
あなたも、今回のような「冷えない・・風量が弱い・・」
または・・エアコンをつけると臭い!・・
そんな気になる症状がありましたら
是非、当社へお気軽にご相談下さい。
エアコン王子がお待ちしております。
(ちなみに二枚目です)
あなたの知らない鉄板の話。
Tuesday, June 8th, 2010前回の続きでプリウスの溶接工程をお見せします。
さてさて・・あなたは自動車の鉄板は全て同じと思っていませんか?
残念~~~~~~~~~~~~っ!(波田 陽区{はた ようく}風に・・←古っ)
実はプリウスに使われる鉄板は、【超高張力鋼板】といって従来の鉄板と違うんですよ。
どのように違うかというと、従来の鉄板より【薄く】できてます。
それに【強度が強い】んです。
・・ということは、【軽量】な車体を作ることができ、
車体が軽いということは、低燃費の車を作ることができるんです。世の中、進歩していますねー。
この鉄板は、前述したプリウス、ウィッシュの他にデミオ、
アテンザ、また新型の軽自動車にも続々使われています。
従来の鉄板と違うので、修理方法も変わってきます。
そこで登場するのが、前回紹介した溶接機です。
(覚えていますか?私たちの給料のウンヶ月分というお話)
その溶接機でプリウスを修理するのですが、その際に守らなくてはならない決まりが3つあります。
溶接での決まりは・・
① 鉄板を挟み込む力、
② 流す電流の大きさ、
③ 電流を流す時間
の3つがあります。
これを守らないと、しっかりとした溶接がされません。
また一瞬、溶接したように見えても、後で剥がれてしまうんですよ。(お~怖っ!)
鉄板が剥がれて水が入ってきたり、走行の振動で溶接が剥がれたりしては
重大な事故に繋がりかねません。
(命に関わることですから、笑い事では済まされないですよ!)
当社ではこのように、最新鋭の設備を毎年導入しています。
大事なのでもう一度言います。
当社ではこのように、最新鋭の設備を毎年導入しています。
最新鋭の設備導入をモットーとしていますから、
今回紹介した溶接機もあと2年すれば新しいものに取替えなければなりません。
(またも社長・・涙)
自動車の進歩とともに、それに合わせた設備を導入していかなければならないのです。
これはお客様を第一に考える整備工場の使命ですので、
これを怠ることは許されるものではありません。
ですから、お客様が修理で工場を選ぶ際、
当社のような最新鋭の設備を有する工場を選んでいただければ、
修理後も安全、確実、快適なカーライフをお届けできると信じております。
さてここで、溶接作業の様子をちょっと覗いてみましょう。
大きな機械で鉄板を挟み込んでいます。
(結構重いんですこれ・・汗)
よく、ニュースの映像で車の製造過程とか流れますよね。
あれで火花をバチバチ飛ばしながらやっているのがこの作業です。
新車組立工場ではコンピュータ制御された機械が作業していますが、
ここではもちろん人力です。
火花は出ますし、重いしですから、
夏場は大汗流して・・(社長聞いていますか?)作業しています。(泣)
←よーく車を見ると、丸い部分が「等間隔」にたくさんあると思いますが、これが溶接してある場所です。
←これが、溶接した状態です。さらにこの上に、防錆剤を塗って塗装していきます。
私たち板金部の作業は地味ですが、このような「縁の下の力持ち」的な仕事を
日々、一生懸命頑張っております!
少しでも頭の片隅に、覚えておいて頂ければうれしいです!
給料のウンヶ月分
Tuesday, June 1st, 2010唐突ですが、クイズです。
この車の車種わかりますか?
10秒 お考え下さい。
ハイ!スタート。
チッ・・
チッ・・
チッ・・
チッ・・
チッ・・
チッ・・
チッ・・
チッ・・
はい、10秒です。(早っ!)
分かりましたか?
答えは・・
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
新型プリウスです。(↓これ)
みなさんも記憶に新しい・・世間を大騒ぎさせ、リコール問題に発展したあの新型プリウスです。
今回、新型プリウスの修理実例を紹介します。
新型プリウスが発売されて1年になりますが、これだけの大きな事故は初めての入庫になります。
そんなに頻繁にあっても困るのですが・・(笑)
当社では現行のプリウスやウィッシュの修理の為に、
昨年、凄~い機械を導入しました。いよいよその出番がやってきたのです。(社長も感激)
ジャ~ン!!!それがこの新しい溶接機です。
1台なんと~!!250万もしました・・・。
僕らの給料の・・何ヶ月分・・でしょうか?(苦笑)
(↑写真撮影の時は、ホコリを拭こうぜ!by社長)
ところで溶接って、ご存知ですか?
溶接とはですね、鉄板と鉄板を重ね合わせて、両側から大きな力で押さえて、
そこに電流を流し、金属を溶かして接合するやり方のことをいいます。
よく鉄工所なんかで、顔にお面みたいなのをあてがって、バチバチバチ・・って、
やっている光景&火花を見たことがありませんか?
分かりやすく言えば、あれです。(本当に伝わったかな?)
よく幼い時、「火花をジッ~と見でっと、目悪ぐすっからな~」なんて、注意されました。(爆)
話が脱線しましたが、板金部がこの新型プリウスが復元していく過程を
数回に分けてお見せしたいと思います。
乞うご期待!
ところで、巷では「子供手当て」が支給された!とニュースでやっていました。
もらえる方はどうれさますか?
「子供手当て」で、赤ちょうちんで一杯なんて・・
悪い?お父さんもいるのではないでしょうか?
みなさん、きちんと子供のために使いましょうね!
あ・・でも家族で旅行に・・という街角の意見もありましたが、
もし、ドライブ旅行なんていう方がおりましたら、
ファーストでオイル交換&点検をされてから出掛けてはいかがですか?
ファーストではオイル交換無料(0円)太っ腹キャンペーンを実施しております。
世間では、オイル交換ワンコイン(500円)キャンペーンをやっていますが、
うちは、本当に無料(0円)です。
お陰で社長は、失神寸前です。(ほんまか?)
詳しくはニュースレターに書かれています。
(6月より創刊されました)
以下をクリックくするとPDFファイルで閲覧することができます。
要チェックです。
ニュースレターは、アナログで配布しますので
見かけたら必ず持ち帰って、家族、友人にも
オイル交換無料(0円)キャンペーンを教えてあげてくださいね~。