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どうやって外すのよ!?
Wednesday, February 9th, 2011トヨタ ヴィッツのバックドア・・・。真ん中付近が大きく潰れてます。修正不能なので交換になります。
その為にはガラスを外さなくてはなりません。突然ですが、このガラスってどうやってくっついてると思います?
・・・・・・
まぁ、正解は接着剤なんですがw
今回はこのリアガラスの外す作業を見てみましょう。
じゃどうやってこの接着剤を切っていくかというと、ピアノ線を使うんです。これは、ピアノ線を接着剤に貫通させているところ。
ガラスに付いている熱線の端子に気をつけながら・・・
これ切っちゃうと、このガラス使えなくなるんです。コレ、曇り取り機能ありますよね?その端子です。
そうとわかれば、あとは切るだけ。それ!!よいせよいせ!!(汗 ※笑ってるわけではありませんよ。
とれた\(^0^)/
あとは、ガラスに残った接着剤をカッターを使ってきれいに取り除けば、取り外し作業完了になります。
夏は大汗かいてやってます(笑)(板金部櫻井)
ROCK‘N’SMALL
Thursday, January 20th, 2011
正直、驚きました・・・。
一番最初の印象
な、なんだこれは!?(@_@)!!!
様々な車を見てきましたがこれほどまでに個性的で斬新で、革命的なデザインの車ははじめてみました。これまでテレビCM、雑誌等でしか見る機会がなかったのですが、
いよいよやってきました!
それは・・・・・
日産ジューク、初入庫です!
スポーツカーの代表的車種、フェアレディZのようなデザインのテールランプ!エッジの効いた鋭いデザインが、この車のスポーティーなイメージを加速させます!
ラリーカーのフォグランプをイメージさせる、大きな丸型ヘッドライト!
あれ!?後ろのドアハンドルは? そう、ガラスの後ろの黒い部分に埋め込まれています。一見すると、2ドアクーペのようなスポーティースタイルを実現しています!
10.15モードの燃費は19.0km/l !!
すべてが新しいジューク、弊社でも新車カタログを準備しておりますので、気になりましたらすぐにお問い合わせください! 気になった時が買い時ですよ!!!(笑
移植手術
Monday, January 17th, 2011劉です(^0^)/
Thursday, January 13th, 2011威風堂々
Tuesday, January 11th, 2011只今テスト中~・・・
Friday, November 26th, 2010以前、【あなたは大丈夫?ディスクブレーキの恐怖】でご紹介した、「ブレーキディスクローター研磨」ですが・・・。
当社でも「ローター研磨機」を購入しようかと検討中でして~
今回業者さんからお借りして性能テストを実施しております。実際の研磨機はこのような感じです。↓↓↓
本当に簡単な構造で、青い箱の部分にモーターが入っており、他に回転方向を決めるスイッチと緊急停止時の赤いボタンがついているだけです。それから一番右側の写真、黒く少し複雑な構造になっている部分はディスクローターを固定する部分と研磨する刃になっています。
さて、それではさっそく作業工程をご紹介します。まず始めに研磨するディスクローターを研磨機にセットします。
だいぶ段差がついてます。結構距離走った車なんでしょうねぇ・・・。サビも酷く、約半分ぐらいしか正常に機能するしていない状態で、これでは正常なブレーキ制動力が望めません。
次にローターと研磨刃との「当たり」具合を決めるためのセンター調整!センター調整後、ディスクローター表面に研磨刃が軽く触れたところを初期セット値とし、その部分からどれくらい削るか研磨量を決めます。
これで準備完了♪モータースイッチをONし、研磨スタート!!
始めはローターの歪み、段つき、サビなどをならす感じで、手動で刃のあたり具合や接触部分を変えたりして「荒削り」をします。
このような感じで表面に「スジ」がたくさん入り、ザラザラの状態となります。
続いては、刃の当たり具合を少しだけ強めにして仕上げの研磨となりますが、仕上げ研磨は、刃の接触部分の変更も自動で行い「ムラ」のない綺麗な表面へと仕上げていきます。
わかりますか?荒削り部分と仕上げ部分の境がくっきりと見えてますよね!?
このような感じで待つ事数分・・・。
↓
↓
↓
ジャ~ン!!できましたー\(^0^)/。サビも段つきもすべて取れ、綺麗に仕上がりました。
で、削った部分は粉状になり、こんな感じで受け皿に溜まりました。
さて、今回なぜ「テスト期間中」かと言いますと・・・
仕上がりや性能的には問題ないのですが・・・?ただ、とにかく初期セットの手間や研磨に時間が結構かかり、慣れていないこともありますが高価な機械なので、まずはテスト期間として実施して、最終的に決めたいと思っております。
簡単でしたが、ディスクローター研磨機のご紹介でした。(^0^)ノ
若者よ、いま羽ばたけ!!
Monday, November 22nd, 2010当社では先週始めからインターンシップとして、仙台市の赤門自動車大学校から学生さんが2名、体験入社しています。そこで今回はその若い2人を紹介します!
庄藤直弥君(左)と小野寺渉君、共に21歳です。いい笑顔です。笑
体験入社して1週間が経ちました。これまで感じた事や意気込みを聞いてみましょう!
Q:学校では今、どのような課程を習得中ですか?
庄藤君:これまでは板金・塗装についていろいろ勉強してきました。今は実習車の全塗装をやっています!
小野寺君:車体整備士の資格を取る為の勉強をしています!
Q:実際に働いてみて、板金塗装という仕事はどう感じましたか?
庄藤君:一台一台、細かいところまで気をつかう仕事だと感じました。そうやって車を直していく事が楽しく思います!
小野寺君:ただ車を直すだけというのではなく、余計な傷をつけない様にするだとか、とても神経を遣う仕事なんだなと思います。
庄藤君:第一印象は、厳しく大変なところだと思いました。
小野寺君:厳しい反面、やり甲斐がある職場だと思います!
庄藤君:ファーストに入社する事です!!
小野寺君:どこに行っても通用する板金職人になりたいです!!
2人共ありがとう!少ない時間ですが、学校では学べないような事、初めて感じるもの、いろいろあると思います。たくさん吸収してこれからの学校生活に生かしてください!そして卒業後はぜひ当社で一緒に働く仲間となるよう、先輩達は待っていますよ!
唐突なんですが・・・
Friday, November 19th, 2010今日は板金部からです。 アイシスのサンドイッチ事故が入庫しました。
バックドア、リアバンパー、バックパネル、リアフロア、前まわりではバンパー、ライト、ボンネット、ラジエータサポート・・・、損傷部位がたくさんあります。修理不可能なのですべて新品に交換していきます。
ところで・・・
ドアって何で固定されていると思います?(ホントに唐突ですw)
ちなみに結構重いんですよ(汗 取り付け、取り外しとなるとバックドアやスライド式ドアに関しては3人、普通の横開きドアでも2人がかりでの作業になります。
正解は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まぁ、ボルトで固定されているんですが。(←あだりめだべとか言わないで下さいねw)
でも、どんなボルトで固定されているかまではご存知ないですよねー♪では、さっそく見てみましょう(^^)
バックドアを開けた図です。ここにヒンジが付いています。拡大しますと・・・
コレです。なんか、見るとちっちゃくて貧弱そうで頼りないヒンジですけど・・・。ボルトが2個ついています。試しに外してみましょう。果たしてどんなボルトがついているのか・・・。
実はこんな小さいボルトが付いています。すごいでしょ?さっきも言いましたが、ドアって結構な重さあります。ガラス、それからガラスを上下させるレギュレーター、パワーウインドウならそのモーター、スピーカーなどいろいろ付いていますよね。それをこのボルト4本で支えているんです。かなり頑張ってます!笑
たまに洗車した際にでも覗いてあげて下さい。地味に頑張ってますから!
ちなみに板金部では、修理が終わって感性検査の時にこのヒンジ部分(各ドア、ボンネット、給油口)に給油するサービスを行っています。可動部ですか油切れになると開閉が重くなったり、ギシギシ音出たりするのはご家庭のドアと一緒です。
ドア開けたときに「ギィー」なんていったら気分悪いですからね。
板金部からのワンプラスサービスについてお伝えしました(^0^)
さぁて出かけるか!!・・・あれ?車が・・・は し ら な い・・・orz
Thursday, November 18th, 2010今日は車検部からでーす。
ハイ、またまた登場、車検部フロントの阿部です。→ スタッドレスタイヤのご注文お待ちしてます。笑
えーとそうじゃなくって・・・工場からです。さて、コレ↓↓↓ なんだかわかりますか???
実はコレ、マニュアル車(MT車)にとって必要不可欠なものでギアチェンジをする際に操作するクラッチという所の部品なんです。写真にはクラッチディスク、クラッチカバー、レリーズベアリングという部品が写っています。上が新品、下が使用不可となった部品です。
下の部品の周りに、木くずのようなものと、綿ボコリのようなものが見えますが、これはクラッチディスク(通称:クラッチ板)が摩耗したことによってこのような状態になってしまうんです。(;ω;)このようになってしまうとギアを入れてもウンともスンともいわなくなり、走行ができなくなります。
いわゆる、「滑った状態」というヤツですね。
「滑る」というのは、クラッチを繋いでアクセルを踏んでも、エンジン回転だけが上がりスピードが出ない状態のことを指します。マニュアル車にお乗りの方、このような現象、体験したことないでしょうか?こうなってしまったらクラッチの交換時期になります。
この症状が出るのは乗り方によってもずいぶん変わってくるので、一概に何万キロ走ったらなるとは言い切れないのですが、5~6万キロを超えたあたりからこの症状が出てくる事もあります。多少の「滑り」でも我慢すれば日常の運転に差し支えないこともありますが、症状が悪化すると上記の写真のようになってしまい、走行不能になってしまいます。
また、クラッチの切れも悪くなりますので、エンストの原因にもなります。ですから、滑り始めたな?と感じたらぜひ早めの交換をおすすめします。
では、今回のクラッチ交換の作業風景を少しだけご覧いただきましょう。 車はスズキのワゴンRになります。
まずは、クラッチがどこに付いているかというと、エンジンとミッションの間についてます。なので、エンジンからミッションを切り離します。
↑ 車を下から見ています。真ん中のパイプがマフラーです。向かって左、黒い部分がエンジン、右がミッションです。これを外します。
見えました\(^0^)/ これがエンジン側です。クラッチはここに付いてます。
こっちがミッション側。クラッチディスクの削れたカスで真っ黒になってます。ウワ~\(*0*)/
この内部の汚れをきれいにして新品の部品に交換し、組み付けしていきますと作業完了です。
簡単に作業手順を紹介しましたが、ミッションを取り外すまでには多数の部品を取り外さなくてはなりません。なので実作業自体は3~5時間はかかります。
↓ これが今回外した部品
ホント、走行不能になる前に早めに交換して下さいね。「なんか変だな?」と思ったら、お気軽に当社にお越しください。